去る9月10日沖縄芸能初の人間国宝(琉球古典音楽) 照喜名朝一師匠がご逝去されました。享年90歳。20年程前の沖縄在住時代に首里城で行われた「中秋の宴」で月夜に響き渡る師匠の歌を聴き、琉球新報社のカルチャースクールに入門し教えを受けたのが出会いとなります。その後、照喜名道場に入門。琉球古典音楽コンクール新人賞受験の際の伊野波節稽古ツアーをはじめ、その熱心な指導振りに実演家としてのみならず、教育者・指導者として大変に優れた音楽家である師匠と出会えたことは本当に幸運でした。その後も沖縄や東京の国立劇場公演、NYカーネギーホール公演などにも参加させていただき感謝に堪えません。師匠の恩にあらためて深く感謝し、謹んでご冥福をお祈りいたします。当教室主宰 南雲 仁





 既報の通り、本年10月8・9日(土日曜)港区芝公園にて開催される「2022みなと区民まつり」にみなと三線会も参加します。当会の出演日は、10月8日土曜で、演目は安波節など座開きの祝唄や芭蕉布、安里屋ユンタなどを演奏する予定です。3年ぶりの開催ということで参加団体の皆さん気合が入っているようなので、こちらもしっかり稽古をして臨みたいところです。

 今週28日の稽古ではこれら演目を含め、10曲ほど稽古しました。また、この日は稽古見学者が来られ、体験稽古もしていただきました。八重山にルーツをもつ方ということで、デンサ節、あがろうざ節など八重山曲も皆で稽古。そのほか前之浜、浜千鳥など二揚げ曲も稽古しました。沖縄より暑い日が続くこの頃ですが、歌三線の稽古で元気をつけていきましょうね!


6月稽古の様子!

2022年06月09日

またまた久しぶりのブログになってしまいましたが、毎週火曜夜に稽古を開催中です!6月に入ってからは、基礎的なツメ弾き稽古の後、三線基礎教本Ⅰより「渡りザウ」、「早口説」、「道輪口説」、「安波節」などを稽古するほか、「芭蕉布」、「安里屋ユンタ」といった民謡曲を稽古しています。芭蕉布はハモリも入れていい感じになってきましたね!その他「前之浜」や「浜千鳥」といった二揚曲も稽古していきましょう。

コロナ禍で2年中止されていた「みなと区民祭り」が、今年は10/8・9日に開催されるということで、当会も初参加することになりました。屋外ステージでの演奏ということなので、それもまた楽しみですね。引き続き張り切って稽古に励みましょう!


5月17日通常稽古!

2022年05月18日

5月17日、この日も港区立伝統文化交流館での稽古でした。先ずは「三線基礎教本」から12運指法による基礎稽古を行い、続いて「渡りザウ」「早口説」「道輪口説」「安波節」「武富節」「南嶽節」「上り口説」を稽古。また沖縄を舞台にしたNHK朝の連続ドラマ「ちむどんどん」にて紹介されていた「芭蕉布」と、これも同ドラマにちなみ「あがろうざ」を稽古しました。そして最後は舞踊曲「前之浜」で締めくくり、約2時間の充実した稽古ができました。皆さまお疲れさまでした!また次回、思いっきり歌いましょう!


3月19日、港区立伝統文化交流館で開催された「伝統文化フェスティバル」に参加しました。当日は歌三線のほか、三味線、箏、琉舞、日舞、上方舞など様々な伝統芸能団体が参加し、賑やかな雰囲気となりました。当会メンバーも日頃の稽古成果を発揮し、舞台演奏を楽しめたのではないかと思います。賛助出演してくださった皆様、ご来場の皆様、交流館スタッフの皆様誠にありがとうございました。今後もまたよろしくお願いします!


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